タイニーハウスとは?どんなメリットとデメリットがあるの?

住宅情報を調べている時に「タイニーハウス」というワードに初めて出会ったという人も多いのではないでしょうか?

タイニーハウスとは?どんなメリットとデメリットがあるの?

住宅情報を調べている時に「タイニーハウス」というワードに初めて出会ったという人も多いのではないでしょうか?

日本ではまだ定着したとは言えませんが、実はタイニーハウスの注目度は年々高くなっています。

今回は、今後購入者が増えると言われているタイニーハウスについて解説していきたいと思います。

 

 

タイニーハウスとは?

タイニーハウスとは、「シンプルで小屋のような小さな家」の事を指します。

タイニー(tiny)を直訳すると、「小さな」や「ちっちゃな」といった意味になります。

日本のタイニーハウスに明確な定義はありませんが、基本的に「10平米~25平米」程度の広さの家が主流となっています。

元々は、1999年アメリカでキャンピングトレーラーで暮らしていた男性が自作した移動可能な(車輪付き)の小さな家が住宅雑誌の賞を受賞した事がきっかけで話題を集めました。

2000年代後半に起きたリーマンショックをきっかけに、家賃や住宅ローンに縛られる事のない自由な暮らし・生き方ができるといった理由から、タイニーハウスブームがいっきに広がる事になりました。

 

 

タイニーハウスの種類と価格

タイニーハウスは、「基礎つきタイプ」と「移動可能タイプ」の2種類あります。

基礎つきタイプは、一般的な住宅と同じ土地に定着する住宅でシンプル(水回りや断熱性能がないタイプ)なタイプであれば100万円~300万円が相場となります。

移動可能タイプは、少し高くなり500万円以上となります。

日本ではどちらかというと基礎つきタイプが主流となっているようです。

 

 

タイニーハウスのメリット

タイニーハウスのメリットは「購入費用の安さ」と「ランニングコストの抑えやすさ」です。

一般的な住宅と比べると購入費用がかなり安いので、長期の住宅ローンに悩まされる心配はありません。

また、コンパクトでシンプルな間取りとなっている事から、毎月かかるランニングコストも低めです。

必要になった設備をDIYで追加できる等、設備の取捨選択ができるのもタイニーハウスのメリットだと言えるでしょう。

 

 

タイニーハウスのデメリット

もちろん、タイニーハウスにもデメリットは存在します。

特に気を付けなければいけないのが「物を増やせない」です。

スペースがかなり限られるタイニーハウスは、無駄な物を購入してしまうと、すぐに部屋が物で溢れてしまいます。

何かを購入する際は、本当に必要なのか1つ1つ慎重に検討しなくてはいけません。

また、単身ではなく、2人以上で入居する場合は、プライベート空間が確保できないといった点にも注意してください。

 

 

まとめ

タイニーハウスは、従来の住宅よりも気軽に購入できるといった魅力はありますが、気を付けなければいけない点も多くあります。

タイニーハウスを購入する際は、メリット・デメリットをしっかりと把握して、自分のライフスタイルに適しているか検討しましょう。

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